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【東京】

「宇宙桜」をシンボルに 渋谷・桜丘町で苗木植樹

植樹した宇宙桜に水をやる子どもたち=渋谷区で

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 渋谷区桜丘町の新たなシンボルにしようと、宇宙を旅した種から育った「宇宙桜」の苗木が、地域の中心にある渋谷インフォスタワーの脇に植えられた。再開発で地域の姿が変わる中、変わらず咲き続ける桜を育てていこうと、地元有志が「渋谷宇宙桜プロジェクト」を立ち上げた。

 宇宙桜は、二〇〇八〜〇九年の八カ月半、国際宇宙ステーション(ISS)に保管された桜の種。帰還後に全国各地で花を咲かせている。渋谷に植えられた宇宙桜は、日本古来の桜の品種で最も小さいとされる高知県佐川町原産の「ワカキノサクラ」。成長しても高さ三メートルほどのかわいらしい桜だ。

 桜丘町では来年から市街地の再開発が始まる予定で、街並みも変わる。タワー前には桜並木もある。千年生きるという名桜の子孫の種である宇宙桜を、「千年後の未来を見据えた地域のシンボルに」と、地元の渋谷駅前共栄会などがプロジェクトを立ち上げ、第一弾として小さな宇宙桜を植えた。今後は数十メートル育つ品種も植えていきたいという。

 植樹式では区内の子どもたちが水をやり、苗が元気に育つのを願った。名前に桜が入るため「花で桜が一番好き」という猿楽小学校三年佐藤美桜(みお)ちゃん(8つ)は「咲いたらまた来る」と、花開くのを楽しみにしていた。 (神谷円香)

 

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