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【東京】

12日はペンシルロケットの日 宇宙開発の発祥の地、国分寺で催し

ペンシルロケット(手前)を見て楽しむ親子=国分寺市で

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 戦後初のロケット実験となるペンシルロケットの水平発射実験が1955年4月12日に国分寺市で実施されたのにちなみ、同市はこの日を「国分寺ペンシルロケット記念日」と定めた。毎年、イベントなどを通して「日本の宇宙開発発祥の地」をPRしていく。 (服部展和)

 東京大学生産技術研究所の糸川英夫教授らが全長二十三センチの実験用ロケットを開発。国分寺駅近くの新中央工業工場跡地(現・早稲田実業学校)で実験が行われ、官庁関係者や報道陣にも公開された。これが日本の宇宙開発の草分けとされる。

 同市は宇宙開発発祥の地として発信するとともに、後世に伝えようと記念日を制定。日本記念日協会に登録された。井沢邦夫市長は「平和事業のための発射実験であり、平和の大切さをあらためて考える日にしていきたい」などと話している。

 十二日午後一時から、ペンシルロケットのペーパークラフト工作教室と天体望遠鏡操作体験の催しが、国分寺駅北口の再開発ビル「cocobunji(ココブンジ) WEST」五階のリオンホールで開かれる。参加無料。

◆実物を展示 26日までPR企画展

 国分寺市が「日本の宇宙開発発祥の地」であることをPRする企画展が二十六日まで、国分寺駅北口の「cocobunji WEST」五階の市施設「cocobunjiプラザ」で開かれている。入場無料。

 ペンシルロケットの実物や市内で行われた発射実験を紹介するパネル、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の模型などが並ぶ。小平市から訪れた会社員中村彩子さん(39)は「ペンシルロケットの発射実験や記念日制定について初めて知りました。宇宙が好きな子どもも多いので、積極的にPRしてほしい」と話した。

 同じフロアの別の一角には、三菱重工業から国分寺市に寄贈されたH2Aロケットの模型も展示されている。

 問い合わせは、市の市政戦略室=電042(325)0111(代表)=へ。

 

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