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【東京】

柴又、人気復活 「山本亭」入場者14年ぶり10万人超

入場者が10万人台に回復した山本亭で人気の庭園=葛飾区で(同区提供)

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 葛飾区柴又にある観光施設の人気が復活しつつある。大正ロマンを感じさせる事業家の旧邸宅「山本亭」では2017年度の入場者が14年ぶりに10万人を突破。隣接の人気映画「男はつらいよ」をテーマにした「寅(とら)さん記念館」では、8年ぶりに20万人を回復した。 (飯田克志)

 大正時代に建てられたとみられる山本亭は、大正末から昭和初期にかけて増改築を重ね、書院造りに西洋建築を取り入れた和洋折衷の建物。庭園は築山や滝、池のある純和風だ。入場者は04年度から10万人を割り込んでいたが、17年度は10万1309人を記録した。

 山本亭を管理する寅さん記念館の横山秀一郎副館長(35)によると、庭園は米国の庭園雑誌などで高い評価を得ている。「口コミで広がり、季節ごとに訪れる人もいる」と説明する。

 寅さん記念館の17年度の入場者は20万2870人。10年度に18万人台となって20万人を割っており、09年度以来の20万人超え。横山さんは15年度のリニューアルに加え、BS放送での映画の再放送などで寅さんを知る20〜30代が増加している状況を回復の要因に上げた。

 柴又が都内初の重要文化的景観に内定した昨年11月以降、両施設を組み込んだ団体ツアーが増加、外国人客も増えていることも一因とみられるという。

 山本亭では、外国人客らに好評の茶道体験に加え、ほかの日本文化体験プランも検討中。寅さん記念館も来春、再リニューアルを予定している。

 

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