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【東京】

従軍慰安婦を題材に二人芝居 練馬であすと23日上演

二人芝居の稽古に励む洪美玉さん(左)と、きむ・きがんさん=練馬区の「ブレヒトの芝居小屋」で

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 従軍慰安婦をテーマにした二人芝居「キャラメル」が二十二、二十三の両日、練馬区関町北の「ブレヒトの芝居小屋」で上演される。作品には「慰安婦だった二人のハルモニ(おばあさん)の人生を通して、人間の尊厳を考えてほしい」との思いが込められている。

 出演は滋賀県を拠点に活動する役者きむ・きがんさん(44)と、東京演劇アンサンブル劇団員の洪美玉(ほんみお)さん(43)。亡くなったハルモニと、その葬儀を執り行う同い年の友人の二人の会話によって物語は進む。

 脚本を手掛けたきむさんは「今を生きる、演劇をしている私たちなりに取り組むことが大事だと思った」と話す。題名は、当時若い女性を誘い、現地に連れて行く時に使われた象徴的な菓子から付けた。洪さんは「ハルモニの叫びは自分たちの叫びではないか。作品を見て明日を生きる勇気になれば」と話す。

 上演は二十二日午後五時からと二十三日午後七時半から。在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会が主催する「いま、日本軍性奴隷問題と向き合う 被害者の声×アート」の一環で、各地の朝鮮高校の生徒によるアートの展示、「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」共同代表の梁澄子(やんちんじゃ)さんのトークなどもある。チケットは展示五百円、イベント一般三千円。問い合わせは、東京演劇アンサンブル=電03(3920)5232=へ。 (渡辺聖子)

 

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