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【東京】

たんすの着物に新たな命 浅草で「布あそび展」

着物などを再生させた多彩な作品が並ぶ会場=台東区で

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 たんすや納戸に眠っていた着物、帯などを使い、個性的な服やバッグ、小物などに再生した品々を紹介する「甦(よみがえ)る古裂(これつ) 布あそび展」が二十四日から、台東区のアミューズミュージアム(浅草二)で始まった。東京の多摩地域や埼玉県の女性たちが、手作りの作品を出展。浅草での展示は始めてという。 (井上幸一)

 出展者は、仕事や主婦業の傍ら着物などをリメークしている五十〜七十代の十二人で、洋服や、つるし飾り、バッグ、ちりめん小物、つまみ細工、パッチワーク、テーブルウェアなどを丁寧に制作してきた。会場には、約四百五十点が並び、販売もしている。かわいい「五月人形」など、季節感のある作品も並んでいる。

 もともとは、地元で催されている手作り品の展示即売会で知り合うなどした仲間たち。骨董(こっとう)市などで掘り出し物の着物などを見つけ、それぞれが新たな命を吹き込んできた。

 東村山市で婦人服の仕立ての店を営む佐久間初美さん(70)は「都心部での展覧会は夢だった」と感慨深げ。自身は洋服を出品しており、「着物の色あいや柄は、洋服に作り直しても日本人なら誰でも似合う。そんな素晴らしい素材が粗大ごみになってしまってはもったいない。現代に生かす方法を知ってもらえたら」と、来場を呼びかけている。

 入場無料。三十日まで。午前十時から午後六時(最終日は同四時)。ミュージアムは、浅草寺東側、二天門そば。

 

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