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【東京】

渋谷も咲かす福島復興の花 南相馬の高校生育成、4日に270株を植栽

相馬農業高の生徒が育て、渋谷区に植栽される花(渋谷公園通商店街振興組合提供)

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 渋谷区中心街の商店主らでつくる渋谷公園通商店街振興組合は5月4日、東日本大震災で被災した福島県南相馬市の高校生が育てた花を、区内の目抜き通り・渋谷公園通り沿いに植栽する。今年で5回目。大型連休中の渋谷の街で、被災地の復興をアピールする。 (神野光伸)

 同組合は震災をきっかけに、東京電力福島第一原発事故で被災した南相馬市や隣接する飯舘村との交流を開始した。主催イベント「渋谷公園通フラワーフェスティバル」の一環として、被災地で育てられた花を区内に植栽することで復興を支援してきた。

 植栽する花を栽培するのは、南相馬市の福島県立相馬農業高の生徒ら。五月四日は午前十一時半から、同校生徒三人も参加して、公園通り沿いの花壇に、色鮮やかなマリーゴールドやガザニア、ガーデンダリアの三種類、計二百七十株を植栽する。

 同組合員の塚越栄光(ひでみつ)さん(42)は「福島産の花の植栽は、渋谷の街の恒例行事として定着しつつある。丹精込めて育てられた元気でたくましい花を、多くの人に見てもらい、復興が進む福島県に関心を持ってもらいたい」と話している。

 南相馬市は東京電力福島第一原発事故で、原発から二十キロ圏内の小高区など一部地域に避難指示が出されていたが、二〇一六年七月に大部分で解除された。

 

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