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【東京】

都電バラ号華やか運行中 荒川線で今月末まで装飾

車内がバラで覆われたような「都電バラ号」の内装(荒川区提供)

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 荒川区は、都交通局の協力を得て、区の中央を東西に走る都電荒川線(早稲田〜三ノ輪橋)の車両内に沿線のバラの美しさをアピールする装飾を施した。二〇一二年から毎年恒例の「都電バラ号」で、二日から走り始めている。初夏のバラのシーズンに合わせ、月末までの約一カ月間運行される。 (井上幸一)

 バラ号は、赤いレトロ車両(9001号)一台のみ。つり革周辺をツルバラのオブジェで飾り、天井にはバラのフィルムシートを使い、車内がバラで覆われたような装いに。つり革には、「クリーンエリザベス」や「楽園」など沿線に咲く主な二十一種類のバラの特徴を紹介したシールを貼り、窓上には「あらかわバラの市」の情報も掲示した。モニターでは、沿線の観光情報を上映している。

 バラを区のシンボルにしようと、荒川区は区民の足の荒川線を「街のみどりの軸」とし、沿線を花と緑で包む植栽事業を一九八五年度にスタート。ボランティア団体「荒川バラの会」が中心となって、水やりや剪定(せんてい)、雑草取りなどの世話をしている。現在では、荒川線の区内延長約四・八キロのうち、植栽可能な四キロの区間に約百四十種、一万三千株が育ち、色鮮やかな花々が乗客や沿線住民らの目を楽しませている。

 都電バラ号の車内の装飾は、一日に荒川線荒川電車営業所(西尾久八)で、区の職員と荒川バラの会のメンバーが実施。バラの会の岸ゆり会長は「今年は開花時期が少し早く、なるべく早めの乗車がお勧め。車内でも車外でもバラが楽しめる」と、PRしていた。

 「第十回あらかわバラの市」は、沿線の町屋駅前停留場周辺と複合施設「ゆいの森あらかわ」(荒川二)で十九日(荒天の場合は翌日)に開かれる。鉢バラ約六千鉢を特別価格で販売し、育て方講習会、ローズカフェの出店(バラ茶、バラ風味の洋菓子販売)などがある。

つり革周辺をバラのオブジェで飾る作業(荒川区提供)

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