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【東京】

<私が語る浮世絵モダーン>髪形や衣装に思い巡らす タレント・遼河はるひ

小早川清《ダンサー(レヴュー)》1932年千葉市美術館蔵

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 このダンサーは“THE・レヴュー”という印象で、忠実に描かれているのがよく分かる。ビーズの帽子に短いウェーブの髪は、当時のアメリカファッション、まさにフィッツジェラルドの時代で、水玉の衣装の生地感や靴、ポーズを見ると、なるほどと思う。特に足の小指が靴から出ている様子が共感できる。経験上でも、サンダルで踊っているとすぐに足の指が出てしまうことがよくあるから。

 それにしても、ダンサーの手足がとても長いので、日本人ではないのかも? 男女デュエットなのでは…と想像が膨らむ。

 今から遠くない時代だから、髪形やファッションで生活ぶりが目に浮かび、鑑賞しながら思いを巡らして楽しむことができる。美術に馴染(なじ)みがない人にも、作品から伝わる面白さ、温かさ、親しみやすさを感じてほしい。

 「浮世絵モダーン 深水の美人!巴水の風景!そして…」(東京新聞など主催)は、町田市立国際版画美術館で6月17日まで開催。会期中、展示替えあり。問い合わせは町田市イベントダイヤル=(電)042(724)5656=へ。

 

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