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【東京】

歩道に鉄パイプ落下 新宿駅近く 通行人13針縫う

鉄パイプが落下した現場。路面には血痕が残っていた=渋谷区で

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 十四日午前十一時四十五分ごろ、JR新宿駅に近い渋谷区代々木二のビル修繕工事現場で、鉄パイプが歩道に落下、直撃を受けた歯科関連会社員の男性(41)=千葉県松戸市=が左目付近を十三針縫うけがを負った。取材に応じた男性は「一歩間違えれば死んでいた。安全管理を徹底してほしい」と訴えた。

 現場はJR新宿駅南西約四百五十メートルの飲食店やオフィスビルが立ち並ぶ一角。原宿署によると、鉄パイプは直径三センチ、長さ三・七メートル、重さ五・一キロ。二階部分の足場から落ちたとみられる。六十代の男性作業員は「足場に立て掛けてあったが、目を離したすきに落ちていた」と説明しているという。

 ビルは八階建てで、壁面は落下防止シートで覆われていたが、一部に隙間があった。署はここから落ちたとみている。業務上過失致傷の疑いも視野に、安全管理に問題がなかったか調べている。

 男性は病院に運ばれ、手当てを終えた同日午後、現場で警察に状況を説明、取材にも応じた。

 それによると営業先回りをして歩道の真ん中を一人で歩いていた時、突然「左のこめかみ近くにドーンと痛みが走った」。鉄パイプの先端が当たったとみられ、衝撃でひざをついて倒れ込み、路面に大量の血が流れ続けたという。ワイシャツは袖口にべっとりと血痕が付き、鉄パイプが当たったとみられる襟元は破れた。「いつも歩いている場所。まさか、上から落ちてくるとは。九死に一生を得たが、きちんと原因を調べてほしい」と語気を強めた。 (加藤健太)

 

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