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【東京】

「星の王子さま」純真な心表現 絵本作家の葉祥明さん、立川で作品展

作品を紹介する葉祥明さん=立川市で

写真

 絵本作家・葉祥明(ようしょうめい)さん(71)の作品「星の王子さま」の世界観を紹介する「星の王子さま〜星をめぐる展覧会」が立川市柴崎町四のスタジオLaLaLa(ラララ)で開かれている。二十七日まで。 (竹谷直子)

 「星の王子さま」の原作はフランス人作家のサンテグジュペリ。二〇〇五年に著作権保護が切れると多くの新訳本が出たが、葉さんは子どもに伝わりやすいように心がけながら作品化を手がけ、一六年に出版した。原作から強く伝わる、愛や友情などのエッセンスを、王子さまの純真な心とともに表現した。

 会場では、原画や原画を忠実に再現したデジタル版画など二十四点を展示。星の王子さまが草原でバラに水をやる場面や美しい星空などが、温かい色使いで表現されている。

 同スタジオは一六年、サンテグジュペリが郵便飛行士として巡った経路を撮影した写真家の故景山正夫さんの遺作を展示した。葉さんがその観覧に訪れたのがきっかけとなって今回の展覧会が実現したという。モロッコの砂漠にある郵便飛行機の中継基地「キャップ・ジュビー」を撮影した景山さんの写真を基に、葉さんが描いた作品も出品されている。

 葉さんはこれまで、チェルノブイリ原発事故から原発の危険性を訴えた「ぼくのあおいほし」「地雷ではなく花をください」などを出版。絵本を通して多くの問題提起をしている。今回の展覧会については「日々の疲れを癒やし、作品を見て、星の王子さまのように思ったことを素直に言えるようになってほしい」と話した。入場無料。月曜休み。問い合わせはラララ=電090(2564)3198=へ。

 

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