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【東京】

性的少数者で子育て中 経験元に性の多様性講座 来月24日・武蔵野

4歳の息子と話すXジェンダーの丸山真由さん

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 性的少数者で子育て中の丸山真由さん(34)=三鷹市=が、講演やワークショップなどで自身の経験を伝える活動を続けている。来月二十四日、性の多様性を考える講座を武蔵野市で開く。

 丸山さんは、自分の性を男女どちらとも言い切れない「Xジェンダー」と自認している。戸籍上は女性だが、四歳の長男の妊娠中から性別への違和感が強まり、産後に「女性ではない」と確信。三年前にインターネットでXジェンダーを知る。「すとんと納得できた。生きていていいんだと思えた」。短髪にし、女性らしい服装はやめた。

 「小さいころからなぜ、世の中はこんなに男女に二分されているのだろうと思っていた」。女性に見られることに強い拒絶感がある一方、今すぐ男性になりたいわけではないという。性の揺らぎや葛藤から「死にたい」と思い、過食や自傷行為を繰り返した時期もあった。

 結婚した夫に「性別に対する帰属意識が持てない」と打ち明けると、夫は「あなたらしくていいね」と言ってくれた。

 昨年、「多様性を対話する。lag(ラグ)」と名付けた団体をつくった。ラグは「love all gender & sexuality」の略で、皆が自分自身の性のあり方を愛せるように、との願いを込めた。

 「自分のような、理解されにくい存在を知ってほしい。親も子も、誰もが自分らしく生きられる、安心な居場所を作りたい」

     ◇

 交流会などの予定は「lag」のフェイスブックで発信。二十四日は「にじいろ親子絵本カフェ 自分のまま、その子のまま、生きること。」と題して午前十時半から、武蔵野プレイス(武蔵野市境南町、JR武蔵境駅徒歩一分)で。絵本「くまのトーマスはおんなのこ」を読みながら性について考える。無料。定員四十組(申し込み順)。子連れ参加可。問い合わせ、申し込みは武蔵野市男女平等推進センター「ヒューマンあい」=電0422(37)3410=へ。 (奥野斐)

 

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