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【東京】

今を生きる力、教えます 浅草の辰巳さん「株式会社 生活の学校」設立

「株式会社 生活の学校」の設立発表に臨む辰巳渚さん(右)と野上秀子さん=千代田区で

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 浅草寺の近く、台東区寿を拠点に活動する一般社団法人「家事塾」「生活哲学学会」を主宰する辰巳渚さん(52)が、「株式会社 生活の学校」を設立した。日常生活を通して課題を見いだす「生活哲学」に基づき、「生活する力」を育成する教育事業などを展開していく。

 千代田区内で設立会見が開かれ、代表取締役に元セブンカルチャーネットワーク社長の野上秀子さんが就任、辰巳さんは、研究・開発執行役員となることが発表された。拠点は中央区日本橋堀留町に置く。

 会見では、社の事業を辰巳さんが説明。江戸時代の寺子屋のようなイメージで、子どもが勉強したり、母親が集まって子育ての話をしたり、家造りの相談に乗ったりする「生活の学校」を地域に展開する構想を示した。子育てを支援する学習塾を運営する「エデュリンク」(千代田区)と連携を図る。

 一般社団法人の活動で辰巳さんは、「家事セラピスト」や、地域社会の連携役の「生活・地域ファシリテーター」を養成してきた。「人材と知見を、社会に生かしたい。地域や家庭は、生活する力を育み生かす力を少し失っている。私たちの事業は先見性があり、社会に役立つと信じている」と会社設立の意味を語る。

 野上さんは「ビジネスの世界で使わない言語には説得力がある。家事を出発点として、地域と社会とつながる人材を育成、新しい時代に一石を投じる」と意欲を述べた。 (井上幸一)

 

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