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【東京】

中野区長選 候補者の横顔(下)

(上から届け出順)

◆酒井直人(さかい・なおと)さん(46)無新=立国由社

 区を退職、子育て改革

 二十二年務めた中野区の職員を退職し、人生初の選挙に挑む。公約の一番に掲げるのは「子育て先進区」。現職が進める児童館の廃止や区立保育園の民営化に異を唱え「区立施設は一定数残す」の立場を取る。

 岐阜県土岐市出身。子どもの時に弁護士を志し、早稲田大へ。上京して住んだのが中野だった。大学院に進んだものの司法試験に受からず区役所に入庁した。仕事が面白くなり「弱者を助けることには変わらない」と気付いた。職員時代は電子決済システムの導入に関わり、業務の効率化に取り組んだ。このような業務の改善運動を通じて全国の自治体職員とネットワークを立ち上げた。広報の仕事には通算八年携わった。

 妻と小学三年の娘と暮らす。学生時代からの自炊生活で料理を得意とし、時間があれば三食とも作る。好きな作家は京極夏彦さん。

◆市川稔(いちかわ・みのる)さん(63)無新

 自民離党、公約30項目

 一九九一年から中野区議選に七回連続で当選し、区政を見続けてきた。自民を離党して挑む今回の選挙について「現状をとるのか、未来に向かった新しい区政をとるのか。乾坤一擲(けんこんいってき)の戦い」と話す。

 二十歳で家業の珠算教室を継いだ後、二十九歳の時に父で都議だった故信夫さんの選挙を手伝うように。厳しい世界に触れて自分は政治家になる気はなかったが、地元の町会長たちに勧められて区議選に出馬し、現在に至る。出馬にあたり、三十項目にのぼる公約を発表した。区が計画する中野サンプラザの解体や児童館廃止をいずれも見直し、副区長に女性を起用する案を掲げた。

 区議会議長を務めた二年の間、明治大公共政策大学院に夜学で通った。趣味は街歩きと読書。もっぱら政治家の後藤新平に関する本を読む。座右の銘は至誠通天。家族は妻と息子。

 

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