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【東京】

小学生向け本格芝居が再び 信濃町・あすから 文学座有志が「妖怪博士」上演

劇団アトリエでの「妖怪博士」の稽古風景=新宿区で

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 少年探偵団、再び−。老舗劇団「文学座」有志による小学生を対象にした自主企画公演「妖怪博士(はかせ)」が九日から、新宿区信濃町の劇団アトリエで始まる。本格的な演劇に子どものころから触れてもらおうと始めた「キッズシアター」の第二弾。月〜木曜の中断期間を挟んで十七日まで。

 三十代を中心に出演するキッズシアターは、劇団員の鈴木亜希子さん(35)=台東区=が企画。昨年三月の第一弾「怪人二十面相」に続き、今回も江戸川乱歩(一八九四〜一九六五年)の少年少女向け推理小説が原作だ。老人の後をつけて奇妙な洋館にたどりついた少年探偵団員。しばられた美しい少女を発見、そこに、妖怪博士の魔の手が迫る。名探偵・明智(あけち)小五郎の推理は…。

 脚本を担当した斉藤祐一さん(40)は「文字で記されたトリックを、演劇的に見せる工夫をしている。楽しんで、そして怖がってもほしい」とアピール。演出の所奏(かなで)さん(40)は「窓枠が抜け穴の入り口になったり、一つの道具をいろいろに見せる演劇の面白さを伝えたい」と話す。

 普段は稽古場の木造のアトリエは一九五〇年の建築。上演後は施設の見学会や出演者と話す機会もあり、八十年余りの歴史ある劇団の雰囲気、裏側に触れることができる。 

 上演日程は九日(午後二時、六時)、十日(午前十一時、午後三時)、十五日(午後五時)、十六日(午後一時、上演後のイベントなし)、十七日(午前十一時)。小学生以下五百円、一般二千五百円など。会場はJR信濃町駅から徒歩五分、東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅から徒歩九分。詳細は、文学座=電03(3351)7265=か、キッズシアター=電080(3670)8291=へ。(井上幸一)

 

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