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【東京】

千住宿の歴史 歩いて楽しんで 地元NPOがガイド本

「千住宿歴史ウォーク」を手にするスタッフ=足立区で

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 足立区で旧千住宿の情報発信をしているNPO法人「千住文化普及会」が、街歩きガイド本「千住宿歴史ウォーク」の第一巻を発行した。長年、観光客らに地域を案内してきたスタッフらが執筆、編集しただけに、基本情報からこぼれ話まで、内容の濃い仕上がりとなっている。 

 冊子で取り上げたのは、江戸幕府が最初に宿場として整備した千住一〜五丁目にある名所、史跡。江戸時代由来の「一里塚・高札場(こうさつば)跡」や「絵馬屋吉田家」から、寄席の「小松亭跡」「北千住駅」といった明治以降の建物まで、二十四カ所をピックアップ、カラー写真、イラストをふんだんに使い、歴史的背景を分かりやすく説明している。

 それぞれの場所ごとに、「千住宿を楽しむ ここがポイント!!」や「もっと知りたい!」、「こんな話も…」などの細かな項目があり、興味に応じて読むことができる。「北千住駅」は存在しても「北千住」という地名がない理由や、大酒飲み大会「千住の酒合戦」の記録などもまとめられた。

 中心となって編集したNPOメンバーの岡野進さん(64)は「一人で散策する方も想定し、ガイドする人間の代わりに冊子がなるよう内容を掘り下げている。コンパクトで、持ち運びしやすいサイズ」とPRする。今後、別の千住エリアを解説する第二巻発行も計画しているという。

 冊子はA五判、九十二ページで、五百四十円。NPOが運営する休憩所「千住街の駅」(足立区千住三)や、北千住駅近くの書店で扱っている。問い合わせは、千住文化普及会=電080(3913)4540=へ。 (井上幸一)

 

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