東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

八王子城 落城の日に考える 街の中心移った歴史から未来探る

甲冑武者隊の演舞などがある御主殿跡=八王子市で

写真

 戦国時代の一五九〇年六月二十三日に八王子城が落城した史実にちなみ、二十三日に「八王子城みらいシンポジウム」が城跡で開かれる。八王子市にとって、落城は街の中心が移る転機となったことから、歴史に学んで将来を考える機会にしたいと同市が企画した。 (萩原誠)

 シンポジウムに先立ち、御主殿跡で午前十時から、八王子城跡のボランティアガイドらを中心につくるNPO法人「八王子城跡三ツ鱗会」の甲冑(かっちゅう)武者隊による演舞などがある。

 十一時からガイダンス施設で始まるシンポジウムは「北条一族が遺(のこ)したもの」と題し、神奈川県小田原市、埼玉県寄居町、八王子市の学芸員らが話し合う。各地で行っている北条氏ゆかりの史跡整備の経験から意見を交わす。

 八王子城は、小田原に本拠を置いた戦国大名北条氏の三代目当主・北条氏康の三男氏照が一五八〇年代に築いた。九〇年六月二十三日、関東制圧に乗り出した豊臣秀吉配下の前田利家、上杉景勝の大軍に攻められて落城した。

 八王子市の石森孝志市長は「八王子城の落城は、戦国の世に終わりを告げた大きな転換期の一つ。文化財をいかに広めて次の世代に引き継ぐかを考えるきっかけにしたい」と話す。

 シンポジウムは定員七十人で参加費無料。先着順で事前申し込みが必要。問い合わせ・申し込みは市文化財課=電042(620)7265=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報