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【東京】

北斎の名作に遊ぶネコキャラ すみだ北斎美術館で8月26日まで

ますむらひろし《両国夕涼》(2013年発表前期)=(c)ますむら・ひろしすみだ北斎美術館提供

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 漫画家ますむらひろしさんが、長年描いてきたネコのキャラクターたちを、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の名作に潜り込ませたイラスト作品を紹介する「ますむらひろしの北斎展」が、すみだ北斎美術館(墨田区亀沢二)で開かれている。北斎の代表作「冨嶽三十六景」などをモチーフにしたイラストや漫画の原画など百四十点を前後期で紹介する。

 ますむらさんは山形県米沢市出身で、千葉県野田市在住。ネコと人の理想郷を描いた幻想的な長期連載された人気作品「アタゴオル」や、宮沢賢治の童話を登場人物をネコにして描いた作品で知られる。

 展示される「ますむら版北斎」は、ネコ「ヒデヨシ」などアタゴオルのキャラクターたちが、夕涼みする女性や馬を駆る武士などになって登場している。今回の企画展のために、キセルを吸って一休みする漁師姿の北斎の自画像を、元に描いた新作一点もある。

 北斎の名作と対で展示。ますむらさんが作品の着想を解説した文章も添えてある。

 ますむらさんは「型にはまらずに描き続けたエネルギーと、作る気持ちは尋常じゃない」と北斎の魅力を語る。企画展について「北斎のすごさを、私の絵を通じてあらためて認識してもらい、対峙(たいじ)する私の絵の世界も見てもらいたい」と話した。

 前期は七月二十九日まで。後期は七月三十一日〜八月二十六日。観覧料は一般千円。休館は原則月曜。問い合わせはハローダイヤル=電03(5777)8600=へ。 (飯田克志)

 

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