東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

実践!多様な家族のかたち 豊島であすから写真展や映画、トークイベント

会場に展示される櫨畑さん(中央)らの写真=主催者提供

写真

 多様な家族のかたちを、写真展や実践している人たちとの交流を通じて考えるイベント「かぞくって、なんだろう?展」が30日から、豊島区南長崎6の「ターナーギャラリー」で開かれる。主催者は「夫婦と子どもという伝統的な家族に限らない、豊かな家族観が広がってくれれば」と話している。来月7日まで。 (奥野斐)

 企画したのは、結婚しない「非婚」を選択しているNPO法人職員の櫨畑(はじはた)敦子さん(32)=写真。昨秋に長女を出産し、大阪市の長屋で友人や知人とともに「共同子育て」をしている。結婚せずに育児をする先輩たちや賛同してくれる人に出会い、その姿を紹介したいと準備してきた。「いろいろなスタイルの家族があることを、『いいな』と思える世の中にしたい」

 会場には、櫨畑さんを含む九家族の写真を展示。一緒に暮らす女性二人の家族や、子連れで再婚した「ステップファミリー」、障害や重い病気の人がいる家庭、児童養護施設出身の女性らが参加している。各家族の系譜や説明、思い出の品などの写真も紹介する。

 連日イベントも行う。ジャーナリストの佐々木俊尚さんと櫨畑さんの対談、プロカメラマンの家族写真撮影会(以上、三十日)、元文部科学省官僚の寺脇研さん出演のトークイベント(七日)のほか、共同保育が題材のドキュメンタリー映画「沈没家族」を毎日一回上映予定だ。

 櫨畑さんには「子どもがかわいそう」「親のエゴだ」などと批判や中傷も少なくないが、「子どもにとって、よりどころが多い方が少し気が楽になるのでは」と考えている。「わが家は縛られるものがなく、風通しがいい。いろんな人が家に来て食卓を囲んだり、気軽に育児に参加してくれたりする。こうした安定した関係性を続けたい」

 イベントは午前十時〜午後六時半(初日と最終日は午後七時半まで)。入場無料。七月一日は休み。西武池袋線東長崎駅南口徒歩八分、都営大江戸線落合南長崎駅A2出口徒歩十分。

 詳細はホームページへ、イベント名で検索。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報