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【東京】

さあ!!夏本番 熱中症対策も本腰

「ひと涼みしよう」と呼びかけるポスターが店頭に掲示された=立川市羽衣町の「狭山園」で

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 「関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる」と気象庁が29日に発表し、いよいよ夏本番。熱中症対策も各地で始まった。

◆立川市が「スポット」286カ所 猛暑避けひと涼みを

 立川市は七〜九月、街を歩いている途中に一休みできる場所を市内二百八十六カ所に設ける。

 猛暑を避けて、空調の効いた建物の中でしばし過ごしてもらおうという「ひと涼み声かけプロジェクト」。今夏で四回目となるが、休憩場所として協力するコンビニなどの店舗や銀行、公共施設の数は、これまでで最多となった。

 気軽に入って涼を取れるように、協力店舗などの店頭には「ひと涼みしよう」と書かれたポスターを掲示。無料で水をサービスする飲食店などもある。

 今年初めて参加する同市羽衣町の茶販売店「狭山園」は、来店した人に無料で冷たいお茶を提供するという。一九五一年創業の同店は、もともと近所の人たちが立ち寄って、お茶を飲みながら話をする場になってきた。おかみの池谷和子さん(65)は「座ってゆっくり休める場所になれば」と話している。

 ひと涼みできる店舗などは、市が制作した「立川ひと涼みスポットマップ」で確認できる。マップは市の関連施設などで無料配布している。市は環境省や企業、自治体などでつくる「熱中症予防声かけプロジェクト」に参加しており、店舗のスタッフらが気軽に「涼んでいって」と声をかけることで、予防につながると期待している。

 気象庁によると、今年の夏は、例年より気温が高い傾向にあるという。立川市の昨年五〜九月の熱中症患者数は五十一人で、十万人あたりの患者数は都の平均を上回る。 (竹谷直子)

対策グッズを配布しながら熱中症に注意を呼び掛ける市職員ら=町田市役所で

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◆町田市役所 市職員ら、うちわなど配布

 町田市役所で二十九日、市職員や町田消防署員ら十人余りが市民らに話しかけながらミネラルウオーターなどを配布し、予防の大切さをアピールした。

 職員らは濡らすと冷感が持続するクールタオルや、うちわなどを配りながら、「熱中症に気を付けましょう」と声をかけた。グッズとともに、休憩を取ったり、飲み物を持ち歩いたりという予防のための注意事項を記したチラシも配布し、内容を説明していた。

 町田市も「熱中症予防声かけプロジェクト」に参加。プロジェクトに賛同する全国の自治体とともにこの日、一斉に活動をスタートさせた。市は今後も、特に熱中症患者の多い高齢者を対象に、イベントなどの声をかける機会を増やし、対策を呼びかけていくという。

 政府は熱中症への関心を高めようと、七月一日から三十一日までを「熱中症予防強化月間」としている。 (栗原淳)

 

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