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【東京】

三鷹の「星と風のカフェ」10周年 福祉施設結ぶ拠点 市民の憩いの場に

10周年を迎える「星と風のカフェ」の店内=三鷹市で

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 三鷹市下連雀の障害者自主製品のアンテナショップ「星と風のカフェ」が今月7日で10周年を迎える。市内の福祉施設がつくる焼き菓子やパン、雑貨類を販売するほか、店内でコーヒーや紅茶なども楽しめ、市民の憩いの場となっている。 (鈴木貴彦)

 「こんにちは。お弁当ありますか」−。お昼時、「星と風のカフェ」にやって来る客のお目当ては、玄米を使ったヘルシー弁当。サンドイッチなど調理パンも人気だ。三歳の長男と来店した市内の主婦山本梨佳さん(34)は「よく利用します。おいしいし、食材も安心できるものが使われているので」と言う。どれも三鷹市や調布市内の福祉施設の通所者が作っている。

 ほかにもクッキーやラスク、カップケーキなどが並ぶ。ブローチやハンカチ、コースターなど手芸品やアクセサリーもある。

 カフェは十年前、障害者の自立支援や工賃向上のため、市内の障害者施設の自主製品の販売機会を増やそうと誕生した。市の委託を受けNPO法人「三鷹はなの会」が運営、複数の施設や作業所と連携し、製品の開発販売を続けてきた。

 一昨年からは「工房 時」「三鷹ひわまり第三共同作業所」「むうぷ舎中原」の三施設でつくる焼き菓子を毎月宅配する「星風おやつ便」も開始、少しずつ販路も広がっている。

 三代目の店長・利根川瞳さんは「これからも障害者施設を結ぶ拠点として、地域に愛されるカフェとして大切に育てていきたい」と話す。

 九日から十三日まではアニバーサリーフェアを実施、七百円以上の買い物客にクッキーをプレゼントする。問い合わせは同カフェ=電0422(44)2255=へ(平日午前十一時半〜午後六時)。

 

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