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【東京】

セクハラで辞職 狛江市長選告示 市政信頼回復、両候補とも訴え

 前市長がセクハラ行為で辞職したのに伴う狛江市長選は15日告示され、いずれも無所属新人で、結婚相談所社長で元副市長の松原俊雄さん(66)=自民、公明推薦=と、元市議の田中智子さん(60)=共産、自由、社民、ネット推薦=が立候補。ともに小田急線狛江駅北口で上げた第一声は、やはり両候補ともセクハラの再発防止や市政の信頼回復が主となった。投開票は22日。14日現在の有権者数は7万83人。 (鈴木貴彦)

(届け出順)

◆松原俊雄(まつばら・としお)さん(66)無新=自公

結婚相談所社長(元)副市長・市企画財政部長▽駒大

<公約>信頼 誠実 人に優しいまちづくり

◇人にやさしい街づくりを

 推薦を受ける自民、公明両党の国会議員や都議らの応援演説の後、「副市長経験など行政の視点と、起業で得た民間の視点を生かし、人にやさしい街づくりを」と訴えた。

 セクハラ問題については「前市長によるセクハラ行為は私の仲間、市の職員たちを傷つけた。人権無視のセクハラは断じて許せない。市政の混乱を収拾し、セクハラ防止対策を進める。それができるのは私」とアピールした。

 市職員時代に多摩川水害や中越地震、東日本大震災を経験したことを挙げながら、「市職員の防災対応の経験値は高い。私が市役所にいれば、今回の西日本豪雨でも迅速に動いている。災害に強い狛江を、市民の皆さんと一緒につくっていく」と強調した。

◆田中智子(たなか・ともこ)さん(60)無新=共由社ネ

(元)市議・都議▽国学院大

<公約>(1)セクハラ・パワハラをなくし人権を守る市政(2)子どもの権利条例制定(3)災害死者ゼロ(4)市民センター増改築(5)情報公開と市民参加・協働の拡大

◇災害死者ゼロに向け対策

 市議会で前市長を追及してきた超党派の女性市議や矢野裕(ゆたか)・元市長も並ぶ中でマイクを握り、「前市長のパワハラ、セクハラで傷つけられた狛江市政の信頼回復のために立候補した」と語った。

 「四年前から続いていた前市長のセクハラ行為。本人は謝罪もせずに辞職したが、再発防止には事件の検証が不可欠。市民と一緒に対策を考え、セクハラの根絶を」と述べた。

 公約の災害死者ゼロ、待機児童ゼロ、高齢者の孤立死ゼロの「三つのゼロ」についても説明。特に災害では、一九七四年の多摩川水害に触れ、「防災無線を自宅で聞ける個別受信機の貸し出しや水害に特化した防災訓練の実施など、きめ細かな対策を確立したい」と訴えた。

 

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