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【東京】

古典芸能・演劇の図書4200冊寄贈 芸団協が豊島区に

高野之夫区長(右)から感謝状を贈られた野村萬会長=豊島区役所で

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 狂言の人間国宝の野村萬(まん)さん(88)が会長を務める日本芸能実演家団体協議会(芸団協)が、古典芸能・演劇に関する図書約四千二百冊を豊島区へ寄贈した。区は来年度、区立中央図書館(東池袋四)で寄贈された図書を貸し出し、中でも著名人の署名付きや非売品など貴重な品は図書館と同じ建物の劇場「あうるすぽっと」で展示する。

 寄贈したのは、戦後歌舞伎を代表する女形の六代目中村歌右衛門さんの旧蔵書「中村文庫」や俳優の久松保夫さんの旧蔵書「木偶坊(でくのぼう)文庫」など歴代の芸団協の役員らが収集してきた図書。日本舞踊家の四代目花柳芳次郎さんの著書で署名付きの「夙川(しゅくがわ)夜話」や、松竹発行の「歌舞伎海外公演の記録」など非売品もある。

 高野之夫区長の感謝状を贈られた野村さんは「舞台での立体的な実演と資料での調査研究は車の両輪。文化の発展の一助に」と願っていた。 (増井のぞみ)

 

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