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【東京】

古陶でお茶いかが 29日、葛飾・淡之須神社で茶席

河南天目の茶わんで稽古する秋山陸さん=葛飾区で

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 古陶磁器の「逸品」で抹茶を楽しむ「夢茶席」が二十九日、葛飾区青戸の淡之須(あわのす)神社(福森稲荷神社)に一日限定でオープンする。境内で催される骨董(こっとう)市に併せ、骨董品を実際に使って、魅力を体感してもらう。 (飯田克志)

 骨董市は昨年、青戸の工場で煎餅を製造している老舗「神田淡平(あわへい)」(千代田区内神田)の五代目の鈴木敬さん(57)が始めた。骨董品収集が趣味の鈴木さんが、「入門の場」として楽しんでもらい、地域のにぎわいづくりにと企画した。今年は「本格骨董からジャンクまで」をキャッチフレーズに、昨年より十店多い四十店が境内に並ぶ。

 「夢茶席」は、観賞だけになりがちな骨董品を、気軽に楽しみ、使うことで道具としての良さを感じてもらおうと、初めて催す。

 焼きものをメインに収集する鈴木さんのコレクションの中から、十三世紀の中国で作られた「河南天目(かなんてんもく)」や、十七世紀の琉球(現沖縄県)で作られた「湧田焼」などの茶わんを使って、抹茶を味わってもらう。

 お茶をたてるのは、地元の南葛飾高茶道部の生徒たちで、「もっと地域の人と交流したい」と引き受けた。茶席で使う「河南天目」の茶わんで稽古しており、一年の秋山陸さん(15)は「貴重な物なのでいつも以上に丁寧に扱っている」と少し緊張した面持ちだった。

 鈴木さんは「古陶の茶わんの茶席で、わびさびを感じてほしい」と来場を呼び掛けている。

 茶席は正午〜午後三時、参加費は、お菓子代込みの場合五百円で定員先着五十人。抹茶だけは二百円。骨董市は午前九時〜午後四時。雨天は骨董市だけ中止。問い合わせは鈴木さん=電090(3420)6719=へ。

 

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