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【東京】

火星接近と西郷星の逸話 八王子でパネル展

火星や、大接近に関する過去のエピソードなどを紹介するパネル展会場=八王子市で

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 三十一日に地球に大接近する火星を紹介するパネル展「火星大接近と西郷星」が、八王子市大横町のコニカミノルタサイエンスドーム(市こども科学館)で開かれている。九月二日まで。西南戦争があった一八七七年の大接近時には、明るく輝く火星に西郷隆盛が見えると話題になり、当時の錦絵も紹介している。

 火星は二年二カ月ごとに地球に接近する。特に今年は二〇〇三年以来の大接近の年に当たり、七月下旬は午後八時前後に南東の空から見え始めるという。展示では、公転にかかる日数や楕(だ)円形の軌道などの仕組みを解説。いつ、どの方向に見えるか、天体望遠鏡で見える火星の模様、最近の火星探査の成果なども紹介している。

 一八七七年の大接近時には「南東の空の明るい星を望遠鏡で見ると、陸軍大将の官服を着た西郷隆盛が見える」と話題になったことにも触れた。錦絵は、人々が西郷星を見上げて、さまざまな願い事をしている様子が描かれている。

 同館専門幹の森融さん(59)は「西郷星など火星には面白い逸話もある。明るく大きく見える火星の大接近を機に、火星や宇宙に興味を持って」と話している。問い合わせは同館=電042(624)3311=へ。 (萩原誠)

 

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