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【東京】

寅さん愛 あふれる思い 川柳で 渥美清さん節目の23回忌

川柳に込めた寅さんへの思いを語る店主ら=葛飾区で

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 映画「男はつらいよ」シリーズで寅(とら)さんこと車寅次郎を演じた俳優渥美清さんの命日を四日に迎えるのを前に、葛飾区の川柳愛好家グループ「川柳葛の会」が、渥美さんを追悼する句を詠んだ。寅さんへの思いがあふれる作品の数々が、作品の舞台となった柴又帝釈天の参道に飾られている。九月三十日まで。

 渥美さんは一九九六年八月四日に亡くなった。今年が節目の二十三回忌にあたることから、葛の会は、柴又の活性化に大きく貢献した寅さんに日頃の感謝を示そうと、川柳作りを企画。参道の土産店主らにも協力を呼び掛けた。

 メンバー二十一人が詠んだ二十三句に加え、店主ら六人が思いを込めた十句が集まり、このうち十五句を参道にある川魚料理店「川千家」の店先に掲示した。残りの句は今後入れ替える。

 団子店「高木屋老舗」の店内には、撮影時に渥美さんがいつも出番待ちをしていた席が残る。石川宏太社長(65)は「待ちわびて 高木屋 寅の指定席」と詠み、「寅さんは今も旅に出ていると思っている。いつか戻ってきてくれるはずだ」と思いを語った。

 また、近くの葛飾柴又寅さん記念館では四、五の両日、追悼イベントを開く。館内に献花台を設け、来館者は、作品ゆかりのリンドウの花を献花できる。 (加藤健太)

 

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