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【東京】

多摩NTの聖ケ丘団地 買い物困難者へ移動販売車

大勢の買い物客が集まった移動販売車=多摩市で

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 都営の多摩ニュータウン聖ケ丘(ひじりがおか)団地(多摩市)で七日から、徒歩圏にスーパーのない高齢者向けに、移動販売車の巡回が始まった。都が昨年十二月から始めた買い物困難者対策で、市内では三カ所目。今後は八王子市内のニュータウンの都営団地にも広げる。

 一般の車両が入れない団地内の広場を都が提供し、京王電鉄の移動販売車が乗り入れてオープン。軽トラックの荷台には、京王ストアで販売している食料品や日用品など二百五十種がそろい、値段は店舗と同じだ。七日は三十分間に二十人以上が訪れ、トイレットペーパーや牛乳、野菜などを買い求めた。週二回、巡回する。

 聖ケ丘団地から最も近いスーパーでもバスを使う距離で、コンビニエンスストアも徒歩圏にない。団地は高台にあるため、住民の六割以上を占める高齢者は買い物の後、坂道を上る必要もあった。

 トイレットペーパーを買った女性(82)は普段、バスで買い物に行き、荷物は配送してもらっていた。「重いものを近くで買えるのは便利」と販売車を歓迎。パンやヨーグルトを買った一人暮らしの女性(70)も「ちょっとほしいものが買えていい」と話した。

 多摩市内の愛宕団地の二カ所では既に始まっていて、毎回、十〜二十人が利用している。生鮮食品や牛乳、トイレットペーパーなど重さやかさのある商品が人気という。

   (松村裕子)

 

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