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【東京】

多摩の航空産業 模型で見る歴史 きょうまで三鷹「ソリッドモデル」展示

約150点の模型が展示された「多摩地区の航空工業と飛行機」=三鷹市下連雀で

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 木材を削って作る縮尺模型「ソリッドモデル」で、戦前に盛んだった航空産業の歴史を振り返る展示会「多摩地区の航空工業と飛行機」が十一日、三鷹市下連雀の市産業プラザ七階の展示ルームで始まった。十二日まで。入場無料。

 ソリッドモデルはプラモデルが登場する前の一九五〇年代に流行、今も熱心な愛好家がいる。主催者で、会社経営の三浦徹郎さん(74)=三鷹市=が愛好家の仲間ら三人と精巧な手作り作品を寄せた。展示の主体は、世界各国の軍用機を中心とした模型約百五十点だが、注目を集めているのが四四年ごろ制作された旧日本陸軍の一式戦闘機「隼」2(ローマ数字の2)型の模型。縮尺サイズは二十四分の一。当時、立川飛行機の工員だった橋本茂さん(故人)が設計技師らに頼まれ制作した精巧なもので、三浦さんが遺族から借り受けて展示した。

 また航空計器や戦闘機用の照準器、昭和初期に多摩地区にあった軍需工場の位置図などの資料も展示。多くの航空機ファンや親子連れらが、中島飛行機三鷹研究所や立川飛行機が手掛けた航空機の模型に見入っていた。

 三浦さんは「かつて多摩地区に集積していた航空産業の技術力の高さを展示品から感じてほしい」と話している。(花井勝規)

 

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