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【東京】

<ヒーロー>努力と読みが実った一打 日大三2年・佐藤英雄選手

8回表2死二塁、中前適時打を放つ日大三の佐藤英選手=甲子園球場で

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 「守備で足を引っ張ってしまったので、どうしても1点返したかった」

 八回2死二塁の場面。佐藤英雄選手(二年)は中前適時打を放ち、2点差に詰め寄った奈良大付を突き放した。甘く入ったスライダー。「相手は絶対に得意のスライダーでストライクを取りに来る。自然にバットが出た」

 打撃が課題で、春から千本以上の素振りが日課。変化球を引き付け打ち返す練習を繰り返してきた。小倉全由(まさよし)監督は「しぶとく打ってくれる。ラッキーボーイ」と、背番号12ながら、2試合連続で先発に選んだ。日々の努力と読みが実った一打だった。

 捕手としては、六回の失点を悔やむ。自身の後逸でピンチを迎え、4番打者に3点本塁打を浴びた。「相手の得意な内角に構えてしまった」と反省する。

 九回1死一、三塁のピンチでは、河村唯人投手(三年)に「自分を信じてミットめがけて投げてください」と言葉を掛け、後続を打ち取った。捕手転向は中学時代。「第二の監督として試合を操るのが楽しい」。この日も最後まで試合の流れを相手に渡さなかった。 (山田祐一郎)

 

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