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【東京】

墨田・NPO運営の「たもんじ農園」 開園半年、街おこし軌道に

新たに耕作者を募集する区画を手で示す牛久事務局長。囲われている部分は2区画で、その半分が1区画=墨田区で

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 墨田区北部地域の住民らでつくるNPO法人「寺島・玉ノ井まちづくり協議会」は、活動拠点の「たもんじ交流農園」(墨田五)の農地を拡大し、新たな利用者の募集を開始した。四月の開園から半年、「収穫祭」などを通じて利用者らは親交を深めており、農園を核とした街おこしは軌道に乗ってきた。 (井上幸一)

 農園は、隅田川七福神の「毘沙門天」を本尊とする多聞(たもん)寺の駐車場跡に開墾。運営は、墨田区の「すみだの夢応援助成事業」の対象となっている。元々は住宅があった場所で、緑地が少ない墨田区にあって宅地に囲まれた貴重な畑だ。

 協議会はここで、地元の寺島ナスをはじめ、千住ネギ、馬込半白キュウリなど、伝統の「江戸東京野菜」を栽培している。また、八区画分(一区画約十一平方メートル)の利用者は一般から募集し、福祉関係や循環型社会を目指す団体などが思い思いの作物を育てている。

 今回、第二期として新たに開墾し、利用する人や団体を募るのは六区画分。一区画に付き会費は月五千円、期間は十一月〜二〇二〇年三月で、根菜類など冬野菜をすぐに育てることができる。応募者多数の場合は抽選となる。

 農園にはバーベキュー設備やピザ窯もあり、利用者や地域の子どもたちの交流の場でもある。NPOの牛久光次事務局長(60)は「一緒に栽培を楽しむコミュニティーをつくれれば」と新たな仲間への期待を語る。

 区との連携も図っていて、「農園を子どもたちの食育の場に」と牛久さん。区画をさらに増やす際には、土を高く盛って車いすで作業できるバリアフリーな畑を設けるプランもある。併せて、芝生のイベント広場なども整備していく。

 利用の応募方法は、名前(団体名)、住所、電話番号、メールアドレス、自己PRを記し、協議会へメール=teratama.machidukuri@gmail.com=で。締め切りは十月二十日。問い合わせは、牛久さん=電090(3222)2688=へ。

 

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