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【東京】

「福島事故」後の現状映す 中野で22日から「映像祭」

「たゆたいながら」の一場面

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 東京電力福島第一原発事故後の福島を伝えるドキュメンタリー映画やテレビ映像を集めた「福島映像祭2018」が22〜28日、中野区の映画館「ポレポレ東中野」を会場に開かれる。6回目を迎える今回は、事故の風化に危機感を抱く福島出身者の作品を多くそろえた。 (佐藤圭)

 主催はインターネット放送局OurPlanet−TV(白石草(はじめ)代表)。独自番組をネットで配信する一方、事故後の福島に関する映像を保存・活用しようと、二〇一三年に専用サイト「ふくしまのこえ」を開設。それに合わせて映像祭をスタートした。

 今回上映されるドキュメンタリー映画は、一七、一八年に制作された四本。「たゆたいながら」は、福島市から自主避難した阿部周一監督が、市内に残った母親らの葛藤を描く。

 「かえりみち」は、今も帰還困難区域が残る福島県浪江町出身の大浦美蘭監督が、帰る家を失った家族や友人らにカメラを向ける。

 そのほかトークイベントでは、市民による記録映像作品三本、福島中央テレビの特集などが上映される。

 白石代表は「事故後七年半が経過し、メディアや映像作家による関連映像は減っているが、逆に、被災地の人たちがつくった作品が目立っている。被災当事者にとって事故は継続している」と話す。映画は当日一般千五百円。イベントは予約・当日とも千五百円。問い合わせはポレポレ東中野=電03(3371)0088=へ。 

 

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