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【東京】

哲学堂公園、整備見直し 中野区、19年度に新計画案

哲学堂公園の「哲理門」=中野区松が丘で

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 中野区の酒井直人区長は十九日の会見で、前区長の時に策定した哲学堂公園(松が丘一)の再生整備基本計画を見直し、計画に盛り込まれている「学習展示施設」の規模を縮小すると発表した。二〇一九年度に新たな計画案を取りまとめる。

 哲学堂公園は、哲学を視覚的に表現した古建築物が立ち並ぶ全国的にも珍しい公園。明治時代に東洋大学創立者の井上円了が精神修養の場として開き、一九七五年に区立公園となった。広さは約五・二ヘクタールで、現在は都の名勝。区は井上円了の没後百年にあたる二〇一九年に国の名勝指定を目指している。

 区は昨年度、東京五輪・パラリンピックの開催を控え、インバウンドを見込んだ計画を策定。この中で、駐車場や児童遊園がある場所に、展示室やセミナー室など広さ約千二百平方メートル、二階建ての「学習展示施設」を新設するとしていた。

 酒井区長は「歴史文化を守り、区民や来街者が憩いを楽しむ利活用を目指し、文化財としての本来的価値を高めるための整備を行う」と説明した。外国人観光客が観光バスで訪れる場所ではなく、散策で来る公園を想定するという。見直しにより、完成は三年先の二二年度の予定。 (渡辺聖子)

 

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