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【東京】

全国に響け、地域応援ソング 国立音大出身のアカペラユニットXUXU

XUXUの(左から)yukiさん、asukaさん、yumiさん=渋谷区で

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 国立音大(立川市)出身の女性三人のアカペラユニット「XUXU(しゅしゅ)」が、全国各地の地域応援ソングを手掛けて活躍の場を広げている。これまでに作った応援ソングは十曲以上。毎年九月に東京タワー(港区)で開かれる「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」では、岩手県大船渡市の「さんりく・大船渡ふるさと大使」として復興支援ソングを披露している。 (服部展和)

 yukiさん、asukaさん、yumiさんのユニットで、二〇〇二年にメジャーデビューした。「XUXU語」と呼ばれるスキャットが特徴。ジャズ雑誌「スイングジャーナル」(現在休刊)の人気投票で、〇四年から七年連続でヴォーカルグループ部門一位に輝いた。ライブでは大学の先輩のジャズピアニスト山下洋輔さんとも共演している。

 さんままつりが始まった〇九年、さんりく・大船渡ふるさと大使に就任。一一年三月に大船渡市で開催予定だった「全国椿(つばき)サミット」用の新曲「camellia〜椿のうた〜」のCD千枚を発送直後、東日本大震災が起きた。一週間、連絡が取れなかった知人もいた混乱の中、CDは二十日後に見つかり、売上金を同市に寄付した。

 約二カ月後に同市を訪れ、被害の大きさにショックを受けた。避難所で歌に耳を傾ける人やラジオを聴くのを楽しみにしている人たちと触れ合い、「歌うことが使命」との思いを強くした。一三年からは、さんままつりで復興支援ソングを合唱するプロジェクトを始め、毎年百人以上が参加している。

 活動は広がり、青森県弘前市から大分県佐伯市まで各地の応援ソングを作ってイベントなどで披露するように。最近は高齢者の誤嚥(ごえん)予防ソングといった新たな試みも手掛けている。リーダーのyukiさんは「人との出会いが支えとなってきた。出会った人たちやこれから出会う人たちのために歌い続けたい」と話す。

 各地でライブも開催。三十一日に池袋の「Apple Jump」で、十一月二十一日には国立市の「Harbor Light」で開く。ライブスケジュールの確認や問い合わせは公式ホームページ(http://www.xuxu442.com)から。

 

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