東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

長崎の石木ダム建設に反対 国立で10日に上映会 市民ら主催

石木ダムについて話すすがいさん=国立市で

写真

 長崎県川棚町こうばる地区で建設が計画され、地元住民らが長年反対している石木ダムを題材にした映画「ほたるの川のまもりびと」の上映会が十日、国立市谷保のシェアオフィス「やぼろじ」内の「つちのこや」で開かれる。 (竹谷直子)

 国立市民らでつくる「くにたちほたるの会」の主催。石木ダムの建設計画は約半世紀前の一九六二年に持ち上がった。国や行政は、「治水と利水のため」としているが、人口減による水需要の減少や建設地の流域面積の小ささなどから、住民らはダムの必要性を長年問い続けている。

 映画は「ごく普通の暮らしを、ごく普通にしたい」と抗議を続ける住民らを、山田英治監督が追ったドキュメンタリー。同地区の美しい自然やそこで暮らす人の日常が描かれている。

 会のメンバーで、川棚町に祖母らが住み、幼少期に町を訪れていたという、すがいまゆみさん(62)は「少数派を糾弾し、排除するのが権力者のすることなのか。都合のいい意見を『民意』と言い、都合の悪いものを敵のように見なす。環境を守ろうと思った人が戦わざるを得なくなっている状況に、やるせない気持ちになる」と話す。

 当日は、午後三時から映画の上映。同四時半から、山田監督が作品にかける思いや町の現状を話す。上映会の後は、川棚町で採れたこうばる米などが振る舞われる懇親会も開催される(要予約)。

 入場料は一般千八百円(予約千五百円)。十五歳以下は八百円(同五百円)、小学生以下無料。懇親会は午後五時からで、千五百円(ドリンク代別)。予約、問い合わせは同会のEメール=kunitachihotaru@gmail.com=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報