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【東京】

多摩産ヒノキ小屋で森の音 日野の建築士が開発、来月お披露目

森の音フォレストドームと開発した北村淳さん(左)=八王子市で

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 日野市の1級建築士北村淳さん(54)が、都内の森の鳥や虫の声、風や雨の音をリアルタイムで楽しめる多摩産ヒノキの小屋「森の音フォレストドーム」を開発した。「都会の人に癒やしを提供し、地元の森を守りたい」と、来春の発売を目指す。 (松村裕子)

 直径三メートル、高さ二・五メートル。丸棒二十五本を組み合わせ、シートの屋根を付けた構造で、テーブルやいすを置いたり、ハンモックをつったりもできる。

 インターネットに接続すれば、奥多摩町の東京農大の演習林に設置したマイクがとらえた自然の音を、そのまま振動板や音響機器を通して聞くことができる機能を付けた。ヒノキの香りとともに癒やしの効果が高まりそうで、オフィスの休憩場所やカフェなどで使うことを想定している。

 北村さんは、都内の森を管理・保全していくため、間伐材を活用した「フォレストドーム」をつくり、二〇一六年にウッドデザイン賞を受けている。これを見た音響機器デザイン会社「JVCケンウッド・デザイン」(世田谷区)のデザイナーから提案を受け、同社や森の音の配信サービスをしている会社の協力で、耳でも楽しめる機能を付けたという。

 「間伐材の需要が増えれば、都内の森の手入れが進む。成功モデルを示せたら、間伐材を使って商売をしようとする人に勇気を与えられる」と意気込んでいる。

 従来のドームは三十六万円(税別)からで、新しいドームは価格未定。広く知ってもらうイベントなどの費用として、十五日までクラウドファンディングで寄付を募っている。

 寄付した人を招待するお披露目会を十二月二日に国営昭和記念公園花みどり文化センター(立川市)で開催。寄付した以外の人も抽選で五人招待する。二十日までに住所、氏名、電話番号を書いて、Eメール=info@forestdome.net=へ申し込む。

 

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