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【東京】

性教育の授業巡り都民らが賛否295件 3〜10月、都教委報告

 三月に足立区の中学校で行われた性教育の授業を巡り、十月までに都民らから都に計二百九十五件の意見が寄せられたことが二十二日、都教育委員会の定例会で報告された。学習指導要領を超える内容などとして、都議が「不適切な性教育」と批判したため、関心が高まったとみられる。都教委の担当者は「性教育についてこれだけ意見が集中したのは異例。専門家と連携し、きめ細かく取り組みたい」としている。

 都教委によると、意見は授業があった三月中だけで八十八件寄せられた。いずれも「具体的な避妊の方法を教えることが現実に即している」などと授業を支持していた。同様の意見は十月末までに計百二十五件だったという。

 これに対し、性交など「生殖の経過は取り扱わない」とする学習指導要領を守るべきだ、という意見は四月から集まり、十月末までに計百六十八件。その他の意見が二件あったとしている。

 定例会では、東京大大学院准教授の北村友人(ゆうと)委員が「さまざまな立場があるが、学校では保護者や生徒のニーズに即して、萎縮することなく性教育を進めてほしい」と述べた。 (梅野光春)

 

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