東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

<論戦 都議会>知事所信表明 主要道路沿い耐震化を

 都議会定例会は四日開会し、小池百合子知事は本会議の所信表明で、主要道路沿いにあるビルの借り主が、耐震化に協力するよう求める条例改正案を、来年二月開会の定例会に提案する意向を表明した。現在は主にビルの所有者を対象にしており、新たに借り主にも努力を求める。

 都は首都直下地震などに備え、避難や救急、消火活動、緊急物資の輸送で重要な道路約千キロを「特定緊急輸送道路」に指定している。条例改正案では、この道路沿いで一定の高さ以上ある建物を対象に、借り主も耐震化への協力に努めなければならないと定める。

 対象となる建物について、都は二〇一九年度末までに90%の耐震化を目指しているが、今年六月末で84・3%という。小池知事は「促進を図るべく、テナントなど建物の占有者(借り主)の責務などを新たに定める」と述べた。

 築地市場跡地(中央区)の再開発については「立地に恵まれた築地のポテンシャルを生かし、東京の持続的な成長へとつなげていけるよう、新たなまちづくりの具体化を図る」と述べるにとどめた。国が都の税財源を地方に振り分けようとしていることには「東京の力がそがれることで、日本の成長を止めるわけにはいかない」と訴えた。 (榊原智康)

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報