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【東京】

夫婦別姓の法制化、意見書可決 中野区議会、陳情の動き全国へ

 中野区議会は十四日、「選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書」を賛成多数で可決した。法制化を望む区民の陳情がきっかけとなった。賛同者らでつくる「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」は、全国二十五以上の自治体で陳情の提出を予定しており、法制化を求める市民の動きが広がりそうだ。

 意見書では、改姓によって社会的な不利益・不都合を被る人が一定数いることを指摘。「多様化する社会において、適切な法的選択肢を用意することは、国の責務」として国会と政府に対し法制化を求めている。

 陳情を提出した団体職員の飯田亜由香さん(39)は、改姓によって「自分が失われる感じがした」と話し、職場に働き掛けて旧姓が使える制度をつくってもらった経験があるという。意見書の可決には「通過点にすぎず、広がってほしい」と期待した。

 同アクションは、今回の陳情をきっかけに会員制交流サイト(SNS)で同じ思いを抱く人たちがつながり、活動を始めた。ホームページで法改正の必要性をまとめた資料や陳情の手順などを公開。「イデオロギーの話ではなく、生活上の困りごとであることを知ってほしい」と地方議会の議員に勉強会を呼び掛けている。

  (渡辺聖子)

 

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