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【東京】

トキワ荘の復活 来年3月22日 「マンガの豊島」聖地へ

トキワ荘を再現した「マンガの聖地としまミュージアム」(仮称)の完成予想図(豊島区提供)

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 豊島区が進めるトキワ荘再現施設「マンガの聖地としまミュージアム」(仮称)の着工日が今月十五日、オープン日が二〇二〇年三月二十二日に決まった。また当初一億円が目標だった寄付金は個人・法人合わせて約二億七千万円が集まった。 (宮崎美紀子)

 トキワ荘は同区南長崎にあった木造二階建てアパートで、手塚治虫さん、寺田ヒロオさん、赤塚不二夫さん、藤子不二雄Aさん、藤子・F・不二雄さん、水野英子さんら昭和を代表する多くのマンガ家が暮らしていた。一九八二年、老朽化のため取り壊されたが、区は一六年、元の場所に近い南長崎花咲公園に当時の姿で復元することを決めた。

 十一日に記者会見した高野之夫区長は「マンガ、アニメはサブカルチャーではなく、今や世界に通じるメインカルチャーになっている。文化を後世に継承するための拠点として末永く愛される施設にしたい」と話した。

 総工費は約九億五千万円。うち一億円を寄付金で賄う計画だったが想定以上の金額が集まり、目標額を三億円に引き上げた。ふるさと納税による個人寄付は五百二十六件で計約一億八百三十八万円、法人寄付は百四十七件で計一億六千五百四十万円。個人寄付には、同区に本社を置くビックカメラ創業者から八千万円の大口寄付があったものの、大半は三万円の小口で、東北から沖縄まで幅広い賛同者を得た。

 ミュージアムはトキワ荘とほぼ同寸の二階建てで、一階は回遊情報コーナーと企画展示室に。情報コーナーにはトキワ荘に関連する作家の著作約千二百冊を並べ、自由に読めるようにする。二階はマンガ家の個室や共同トイレ、炊事場を間取りも含めて忠実に再現する。

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