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【東京】

<23区の予算案>新宿区 若者の自殺防止で新事業

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 新宿区は若者の自殺対策として、インターネットで「死にたい」など特定のワードを入力したら、自動で相談窓口の画面が表示される仕組みを作る。予算額は五百五十万円。

 新宿区は全国や都より自殺率が高く、特に二十代の若者が多い。二〇一五〜一七年度の統計では、全国の自殺者のうち二十代は10・1%だが、新宿区は21・7%にのぼった。

 吉住健一区長は「新宿から検索したかどうかはIPアドレスで判別する。キーワードで重要度を識別し、二十四時間体制で相談できる仕組みを作って自殺を防止したい」と説明した。

 検索ワード(グーグルに対応)による自殺対策は深刻度に応じた二つのルートを用意。「死にたい」など危険度が高い言葉を検索すると、自殺の防止に取り組む団体の相談サイトが画面上に表示され、メール相談を受け付ける。「生活が苦しい」「健康が不安」など生活に関わるワードを検索すると、「仕事」「学校」など悩み分野の選択画面が表示され、分野に応じた相談窓口が案内される。

 全区立小学校にクライミングの壁を設置し、東京五輪への機運や児童の関心を高める。(宮崎美紀子)

 

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