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【東京】

「独特の世界観 味わって」20年の集大成 ヒグチユウコさん 画家・絵本作家の個展 

「Circus」2018年(c)YukoHiguchi

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 緻密な画風で不思議な世界観を醸し出す画家・絵本作家ヒグチユウコさんの個展「CIRCUS(サーカス)」が、世田谷区南烏山1の世田谷文学館で開かれている。この20年で描いてきた作品約700点を並べた自身初の大規模な個展。3月31日まで。以後全国に巡回する。 (神谷円香)

 かわいらしいがよく見ると奇妙な生き物だったり、少し怖かったりするのがヒグチさんの画風。多彩な作品を、絵本の原画、和風の絵、最近の発表作品などテーマごとに集めた。デッサンなど初期作品18点も展示する。

赤いテントの中に入りサーカスを見るような雰囲気の会場=いずれも世田谷文学館で

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 会場の中央には赤いサーカスのようなテントが張られ、動物の絵を中心とした作品が並ぶ。主任学芸員の庭山貴裕さんは「種々雑多な生き物が織りなす世界を意図してサーカスがテーマになった。物語性のある絵柄や、独特の世界観を味わってもらえたら」と話す。

 展示準備中にヒグチさんが会場を訪れ、所々の作品の周りにイラストやコメントを直筆で書き込んだ。それを見つけるのも楽しい。ヒグチさんは全体像を細かく決めず部分ごとに丁寧に描いていくスタイルで、個展のビジュアルに使った作品「サーカス」を描く様子の動画も公開している。

 一般800円。高校生、大学生、65歳以上は600円。中学生以下無料。開館時間は午前10時〜午後6時。月曜休館(祝日は開館し翌日休館)。問い合わせは世田谷文学館=電03(5374)9111=へ。

「双子」2018年(c)YukoHiguchi

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