望 〜都の空から
東京の魅力や四季の彩り、さらに課題も空撮で紹介します
【低山ハイク】高館山(たかだてやま)(栃木県) 名刹と深山の雰囲気2009年11月6日
栃木県の南東部、益子(ましこ)焼で知られる益子町にある小さな山だが、自然林が豊富なために深山にいるような雰囲気を味わえる。 益子駅から西明寺までは舗装道路を歩くが、陶芸の町だけあって陶器が陳列された店が並び飽きない。 西明寺は天平9(737)年、行基の創建と伝えられる名刹(めいさつ)で坂東二十番札所である。国の重要文化財の本堂、楼門、三重塔のほか笑う閻魔(えんま)大王の仏像など見どころは多い。西明寺の境内を通り抜けた所に展望台の権現平がある。宇都宮市街の向こうに日光の男体山などが見える。 権現平から山道を登って行くと、じきに林道が横切る。林道を渡ったすぐ右手に登山道が続く。一帯は戦国時代末期まであった高館城の城址(じょうし)といわれ、一番の高みが高館山山頂だ。目立たないピークでうっかりすると通り過ぎてしまう。 この山頂周辺から益子の森にかけた山道がなだらかだけでなく、リョウブ、コナラなどの自然林が豊富で心地よく、繰り返し来たくなる。益子の森が終わると、須田ケ池を経由して益子駅まで舗装道路歩きになるが、途中の陶芸店では、ろくろ、手ひねり、絵付けの体験ができる。 (日大講師・ライター、工藤隆雄)
◇参考コース 真岡(もおか)鉄道益子駅(50分)西明寺(5分)権現平(15分)高館山(30分)益子の森(30分)須田ケ池(30分)真岡鉄道益子駅、歩行時間=約2時間40分。問い合わせ先・益子町商工観光係=(電)0285・72・8845。日帰り温泉・ゆったりランド市貝=(電)0285・68・4460
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