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【週替わりランチ】

エンテツさんの大衆食堂ランチ 食堂 伊賀(ハンバーグ定食)

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◆地元定着 信頼の味

 近頃の東京は駅周辺の再開発がガンガン進んで景色も一変したところが多い。だけど派手な話題で耳目を集めているのは駅から数分ぐらいの範囲内で、その外側にはひっそりとした営みが残っている。そういうところに、見た目はパッとしないが、地元の人たちに愛されてきた古い大衆食堂がある。この食堂もそういう店だ。

 駅周辺の今風のおしゃれな店に入りつけている人は、ちょっと二の足をふむだろう佇(たたず)まい。だが、長く続いているからこその風情には、地に着いた信頼感がある。「一生懸命生きています」というメッセージを発しているようで、中には実直な主人がいるだろうと思って入り口の戸を引いて入る。まさにその通りだった。

 小さな店の割にはメニューが豊富だ。ハンバーグ定食680円を注文する。目玉焼き付きだ。それとハンバーグをきざみキャベツごと丼めしにのせて「ハンバーグ丼」にして食べる。まもなく半世紀になる店を続けてきた70歳すぎのご主人がつくる食事がまずいはずはない。

 (大衆食堂の詩人、遠藤哲夫)

◇東京都中野区中野3の8の2宮園館1階。営業時間11〜15時、17時〜21時半。無休。メンチカツ定食680円、豚肉ショウガ焼定食750円、サバの塩焼定食830円など定食各種。冷奴200円、目玉焼300円、ロースカツ750円などおかず豊富

 

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