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【週替わりランチ】

エンテツさんの大衆食堂ランチ 明大前食事処相州屋(かつ煮定食)

写真

◆ヨロヨロ肉体にカツ

 こちらの店のことは何人かの方からすすめられていたのだが、明大前へ行く機会がめったにない。考えてみると、明大前は京王線と井の頭線の交差駅だけど、割と地味で落ちつきのある印象だ。

 駅北側のすずらん通りに入る。チェーン店など新しい店が進出しているが、古い「時計とメガネ」の店があり、そして、こちらの店も昔の佇(たたず)まいで営業していた。

 壁に貼られたメニューに「かつ煮定食」を見た瞬間これに決めてしまった。前にも書いたが、どうもこれにヨワイ。1970年代前半、市谷の食堂で初めてこれを食べたときは、メニューに「わかれ」とあった。そのときの印象がずっと残っている。

 そして、ごはんとかつ煮が別々に盛ってあるのに、ごはんにかつ煮をかけてしまう。それならかつ丼と同じだろうという感じだが、なんだか違う。自分でかけるところが違う。それが愉快で、うまさも増す。

 通りも店内も若い人が多いからか、ボリュームも味も若い人向けのようで、老いと暑さでヨロヨロしていた肉体にカツが入った。

 (大衆食堂の詩人、遠藤哲夫)

◇東京都世田谷区松原1の38の9。営業時間11時半〜15時、16時半〜22時、日曜休。かつ煮定食750円のほか、アジフライ定食670円、メンチとコロッケの盛り合わせ定食670円、さばの味噌煮定食700円など定食各種。目玉焼き250円、切り干し大根180円など、おかず豊富、ライス190円。

 

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