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【週替わりランチ】

エンテツさんの大衆食堂ランチ 亀印食堂(鍋焼うどん)

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◆気どらぬうどんと場所の味わい残す

 大きな看板は白地に黒文字で「うどん食堂」とある。それが店名かと思っていたら、看板にも、その下の間口いっぱいの大きな白い暖簾(のれん)にも、亀の絵があって、右下にちょこんと「印」の文字がある。愛嬌(あいきょう)があるというか、下町らしい洒落(しゃれ)というべきか。「亀印食堂」が正式なのだ。木造を使い込んだ落ちついた店内。

 メニューはうどん・そばと中華や丼物が中心だ。何度も寄っているのだが、中華でビールやオムライスばかりだったので、看板のうどんを食べてみようと思った。鍋焼うどん800円は、メニュー最高額だが、えび天、肉、おかめ、玉子など、うどんのタネを一度に味わえる。気分は豪華。それに冷えるようになったからねえ、熱々の鍋焼がいい。

 身体の芯から温まったところで、この地域の江戸開府の頃からの歴史を物語る住吉神社へ足を向けた。あたりは首が痛くなるほど傾けて見上げるマンションが林立して迫っている。その中で、亀印食堂は気どらないうどんと共に場所の味わいを残しているのだった。(大衆食堂の詩人 遠藤哲夫)

 ◇東京都中央区佃2の10の4。営業時間 11〜15時、17〜20時。日曜・祝日は休み。うどん・そば450円から各種。ラーメン500円から中華麺各種。餃子400円、野菜炒め500円、チャーハン600円、オムライス650円など。ライス250円、定食も可。

 

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