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【週替わりランチ】

エンテツさんの大衆食堂ランチ はやしや(目玉焼きハンバーグ)

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◆「昭和感」もおいしさのうち

 ファミリーレストランが進出する1970年代頃から、なんでもありのメニューのデパートの大食堂は姿を変えていったが、はやしやはかつてのそれをしのべる数少ない場所だ。それに、「昭和24年より営業老舗食堂復刻メニュー 昭和のプレート1380円」には、はやしやの前身でこの場所にあった「三平本店」の昭和47年撮影の写真がそえられているのだが、「三平」は筆者が上京した1962年頃には、すでに新宿駅東口界隈(かいわい)に大きな店舗が何軒かあって、いつも大にぎわいだった。大衆食堂としては少し高めだがメニューが豊富でデパートの大食堂の廉価版といったところ、新宿が現在のようにビルに埋もれる前は、「新宿といえば三平」という存在感だったのだ。

 はやしやのことになると一気に三平の思い出が噴出しそうになるのをこらえ、今回は単品の「鉄板」から目玉焼きハンバーグ800円を選びライス150円をつけてもらった。熱々の鉄板にのった、しっかり噛(か)み応えのあるハンバーグは今風だけど、懐かしさがこみあげるのは、この空間に蓄えられた「昭和感」のせいかもしれない。(大衆食堂の詩人 遠藤哲夫)

 ◇東京都新宿区新宿3の22の12 新宿サンパークビル 5階。営業時間10時半〜23時、ランチタイム平日10時半〜17時、土日祝10時半〜15時。無休。ポークソテー&目玉焼き(ライスorパン・スープ付)860円、白身魚フライ定食780円から定食各種、カレーライス580円、ハヤシライス680円、ナポリタン690円ほか、メニュー豊富

 

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