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【親子でぶらり 学べるスポット】

おいしく食べる「裏技」も キユーピー・マヨテラス(東京都調布市)

正しい原料を時間内にそろえるゲームにチャレンジする参加者ら(キユーピー株式会社提供)

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 米国でサケとタマネギのサラダにかけられたマヨネーズに感動したキユーピー創始者中島董(とう)一郎が、国産マヨネーズの製造販売を始めたのは1925(大正14)年だった。

 「当初は瓶詰で、整髪料と間違え、頭に塗った人も多かったそうです」。マヨネーズにまつわるさまざまなトピックを学べるツアーに同行すると、キユーピー食育推進チームの山口ルリ子さんが教えてくれた。

 巨大な容器を模した「マヨネーズドーム」では、「酢の働きで腐らないマヨネーズも、空気は苦手」などとマヨネーズの製法や保存の工夫を分かりやすく説明。「酸化を防ぐ工夫がこれです」と山口さんが見せてくれた容器は、一見何の変哲もないプラスチックだが、実は薄いフィルムを何層も合わせて作られていた。「冷蔵庫では奥ではなくドアポケットへの収納がおすすめです」と山口さん。

 ファクトリーウオークで、1分間に600個の卵を割り、白身と黄身に分ける機械の様子を映像で見学したら、多くの原料が置かれた棚から所定時間内に正しい原料を選ぶゲームにチャレンジ。

 最後のキユーピーキッチンでは、マヨネーズと他の調味料を使ったオリジナルソースを作ってサラダを試食する。マヨネーズを使った卵焼きやハンバーグなど8つの裏技の伝授もあり、ツアー参加者の土屋希美さんは、「大変参考になりました。早速試してみます」。

 ところでマヨネーズの語源は? この日特別にツアーで説明した研究開発本部研究員の守矢大介さんによると、地中海に浮かぶスペイン・メノルカ島のマオン港で提供されたソースに感動したフランス人が「マオン港のソース」として伝えたことからこの名があるそうだ。

 (仁賀奈雅行)

◆ひとこと

 「マヨネーズの『なるほど』が詰まった施設です。ぜひどうぞ」と山口さん。

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 ★メモ 東京都調布市仙川町2の5の7、仙川キユーポート内、京王線仙川駅徒歩7分。マヨネーズの歴史やさまざまなトピックを学べるツアーを実施。10時、11時50分、13時40分、15時半の4回。所要約90分。無料。定員各回25人。原則土日祝は休館。申し込みはホームページ(マヨテラスで検索)から。希望日の2カ月前から受け付ける。(電)03・5384・7770

●足を延ばせば…

 ★武者小路実篤記念館 東京都調布市若葉町1の8の30、京王線仙川駅、つつじケ丘駅徒歩10分。実篤の本のほか原稿や手紙、絵や書、集めていた美術品などを所蔵。ほぼ5週ごとにテーマを変えた展覧会を開催。入場料大人200円、小中学生100円。原則月曜休館。(電)03・3326・0648。隣接する旧実篤邸内部は土日祝日に公開(11〜15時、雨天中止)。

 ★芸能美術文庫PAL 調布市国領町1の30の3、京王線国領駅、布田駅徒歩5分。映画、テレビ、演劇などの裏側を支える小道具の会社、高津装飾美術が運営。甲冑(かっちゅう)、調度類、陶磁器、絵画などを中心とする小道具を展示。入館料大人500円、高校生以下300円。原則土日祝日休館。できるだけ事前予約を。(電)042・487・5747

 

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