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【親子でぶらり 学べるスポット】

1日中楽しめる体験工房 たくみの里(群馬県みなかみ町)

(上)三国街道を中心に工房や店が並ぶたくみの里(下)たくみの里=いずれも群馬県みなかみ町

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 みなかみ町は谷川岳、利根川、18の温泉など観光資源に恵まれている。1931(昭和6)年に上越線が開通するまでは、三国街道が関東と新潟を結ぶ主要な交通路だった。

 美しい景色と温泉を求めて多くの文人墨客がこの地を訪ねている。

 宿場町の須川は、かつての面影をとどめ、関東で唯一、歴史国道の指定を受けている。須川宿資料館には旧本陣の上段の間が再現されており、旧家に伝わる資料が多数展示されている。

 合併前の旧新治(にいはる)村は78(昭和53)年から地域おこしとして、一帯にある野仏巡りをPR、好評を得た。さらに地元に伝わる工芸に加え、各地から職人を呼び寄せて体験工房の「むらづくり」を始めた。

 現在、31の施設があり、総合案内所で道の駅も兼ねた豊楽館を中心に工房が点在する。そば打ち、和紙の手すき、木や竹細工などオーソドックスなものから、上州名物・コンニャク作り、繭細工、日本一のシェアを誇った学童用カスタネットの絵付けなどユニークなものもある。

 この付近はフルーツの栽培が盛んで、今の時季はイチゴ、6月以降はサクランボ、ブルーベリーなどほぼ一年を通じて果物狩りができるのも楽しみだ。

 高原地帯のためサクラの見ごろは今から。一之宮地蔵尊の一本桜は見事だ。丸一日いろいろな体験ができるので、大人から子どもまで楽しく過ごせるのは間違いない。 (高田照二)

◆ひとこと

 みなかみ農村公園公社の横山富夫総務課長は「宿場町整備をメインに村おこしの一環として工房誘致を進めました。四季を通じて楽しめます」と話している。

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 ★メモ 群馬県みなかみ町須川地区など。JR上越新幹線上毛高原駅から猿ケ京行きバス20分、または上越線後閑駅から同30分。ただし、たくみの里経由は1日5本程度しかない。湯宿温泉バス停から徒歩20分。総合案内所の豊楽館など無休だが、体験施設は定休日や営業時間が異なるのでHPで確認を。須川宿資料館は9〜17時。入館料大人200円、小学生以下100円。原則火曜日休館。(電)0278・64・2210豊楽館

●足を延ばせば…

 ★湯宿(ゆじゅく)温泉 みなかみ町湯宿温泉。JR上越新幹線上毛高原駅、上越線後閑駅からバス猿ケ京行きで20分。平安時代の開湯と伝えられる。江戸末期には12の湯治宿があり活況を呈した。本陣のあった須川宿は客が減り、温泉宿の宿泊禁止を求める訴えが起こされたこともある。現在、旅館5軒、地区管理の共同湯4カ所。

 ★名胡桃(なぐるみ)城址 みなかみ町下津。上毛高原駅、後閑駅から徒歩約50分、タクシーで7、8分。真田昌幸が1579年に現在の場所に築城した。北条氏側が攻略したため豊臣秀吉の小田原攻めの誘因となった因縁がある。NHK大河ドラマ真田丸放映に合わせ周辺が整備され、このほど続日本100名城に選ばれた。無料。案内所は9〜16時。(電)0278・62・0793

 

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