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【親子でぶらり 学べるスポット】

とちぎ蔵の街美術館(栃木県栃木市) 蔵の街 手こぎ舟から眺める

江戸時代の蔵を利用したとちぎ蔵の街美術館=栃木市で

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 川越(埼玉県)、佐原(千葉県香取市)と並び「小江戸」と呼ばれる栃木県栃木市は今でも、400を超す蔵が市街地一帯に残る。日光例幣使街道の宿場町として、また巴波(うずま)川の水運を利用して江戸時代には北関東の商都として栄えた面影をたどれる。その中で、最も古く大規模な蔵が、美術館として活用されている。3棟は現在つながっているが、東蔵は文化年間(1804〜18年)初期の建築といわれる。もともと、当地の豪商・善野家のもので「おたすけ蔵」と呼ばれている。江戸末期に困窮人救済のため銭や米を放出したからとか、失業対策に蔵を新築したとかの由来がある。

 美術館の隣は「山車会館」で2年に一度開かれる秋祭りの山車3台が展示されている。蔵の街大通り沿いには山本有三ふるさと記念館や、とちぎ歌麿館、あだち好古館、郷土参考館など文化施設も多い。

 通りの西側を流れる巴波川は栃木市を象徴する美しさを見せる。うずま公園近くから「蔵の街遊覧船」が発着する。柳の植えられた川沿いに立つ土蔵を手こぎ舟から眺めることができる(10〜16時、大人700円、小学生500円)。

 さらに市街地北側の例幣使街道沿いの約500メートルは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。江戸末期から昭和初期の古い建物や見世蔵(店蔵)、旧家・岡田家の宝物などが展示されている岡田記念館があり、見どころが尽きない。 (高田照二)

◆ひとこと

 とちぎ蔵の街美術館学芸員の竹林佐恵さんは「蔵からタイムスリップし江戸時代に思いをはせ心豊かになれると思います」と話している。

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 ★メモ 栃木県栃木市万町(よろずちょう)3の23。JR両毛線、東武日光線栃木駅徒歩15分。東武線浅草駅、JR新宿駅から特急電車で1時間10〜15分。現在は、特別企画展「松本かつぢ かわいい!づくし」(7月16日まで)を開催。原則月曜休館。入館料は高校生以上500円、中学生以下無料(展示内容により変動)。(電)0282・20・8228

●足を延ばせば…

 ★太平山(おおひらさん) 栃木市平井町など。標高341メートルの山でハイキングに最適。6月はアジサイまつりが開かれ、にぎわう。国学院栃木高校の先、六角堂前から太平山神社へ向かう1000段の石段周辺に約2500株が咲き誇る。JRまたは東武線栃木駅から国学院前までバスで20分、太平山神社まで徒歩30分。(電)0282・25・2356市観光協会

 ★岩下の新生姜(しょうが)ミュージアム 栃木市本町1の25。JRまたは東武線栃木駅徒歩12分。ショウガにしぼった展示娯楽施設。ショウガ色のピンクを基調にしており、世界一大きい新生姜ヘッド、アルパカ広場、新生姜の部屋などがある。カフェのメニューはすべてショウガを使用。ショップも併設。開館10〜18時。火曜休館(祝日除く)。入場無料。(電)0282・20・5533

 

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