東京餃子楼 餃子メーンで10周年
「餃子(ギョーザ)」を店名に冠しても中華料理店と同様にメニューが豊富な店がある一方で、ここはシンプルに勝負する。メーンメニューは「焼き餃子」「水餃子」のみ。サイドメニューは、肉みそをのせた「もやし」、お酢と油であえた「キャベツ」、みそベースのドレッシングをかけた「キュウリ」のみ。しかも餃子は1皿(6個)290円、サイドは各180円と安い。三軒茶屋では深夜も行列することで有名な餃子専門店だ。
「今年で10周年ですが、値段はずっと変えていません。それがうちのサービス。逆に価格を抑えて味が落ちたら本末転倒ですしね」(高藤清輔店長)
ジューシーでうまみたっぷりの餃子は白菜やキャベツ、ニラも入ってヘルシー。焼き餃子が人気だが、もっちりした皮がつるんと舌の上を踊る水餃子もオススメだ。一度に両方食べる客も少なくない。
使う材料は「ごく普通のもの」。こだわりは作り方にある。餃子の皮は毎日、湿度によって小麦粉に加える水量を調節。野菜の量も、季節によって変わる含有水分量を考慮して調整する。細やかな配慮の積み重ねが味を守る。
餃子はにんにく&ニラ抜きにも対応してくれるので女性も行きやすい。2年前の改装でテーブル席を増やしてから家族連れも増えた。
渋谷区の風田川理子さん(31)は小学生の娘と学校帰りによく立ち寄る。「飽きない味だからまた来たくなるんです」
今年8月、近くに3店目の支店をオープンさせたので、近隣客の混雑が緩和された平日は狙い目。土日は遠方からの客が本店を目指すので、ピーク時で30人ほど並ぶ。待ち疲れたら、にんにくは抜かずにどうぞ。 (文と写真 村手久枝)
★メモ 世田谷区太子堂4の4の2(東急線三軒茶屋駅徒歩3分)。午前11時半〜深夜4時半。年中無休。(電)03・5433・2451
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