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【国際】

「核弾頭小型化は事実」 米、北朝鮮の主張認める

 【ワシントン=石川智規】米国防総省のデービス報道部長は九日、北朝鮮が核弾頭の小型化成功を主張していることについて「北朝鮮の訴えは事実だとみなす必要がある」と指摘した。米政府はこれまで、北朝鮮が核弾頭の小型化には成功していないとの見解を示していた。

 デービス氏は「われわれは実際に北朝鮮の小型化運用を確認したわけではない」としつつ「小型化は特に難しい技術ではない」と述べた。また、在韓米軍に配備する最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)」について「二〇一七年中の配備を予定している。緊急事態になれば速やかに配備できる」と強調。韓国や日本など同盟国への防衛体制を引き続き強化する考えを示した。

 一方、米国務省のトルドー報道部長は同日の記者会見で「北朝鮮の核兵器保有は受け入れられない」と指摘。「不可解な体制が行う挑発行動に、国際社会が協調して圧力をかけ続ける努力が必要だ」と述べた。

 <核の小型化> 核兵器をミサイルに搭載する弾頭とするために必要な技術。爆撃機などで攻撃するよりもミサイルで撃ち込めば、相手が防御態勢を取る時間が極めて短くなり迎撃も難しくなる。このため、現在は核弾頭をミサイルに搭載するのが一般的。初歩的な核弾頭の重量は500〜600キロが目安とされ、小型化、軽量化には高度な技術が求められる。米国や中国などは1960年代までに一定の小型化を実現したとみられる。 (共同)

 

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